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上遠野浩平[かどの こうへい]
上遠野 浩平(かどの こうへい、1968年12月12日 - )は、日本の小説家。代表作品に『ブギーポップは笑わない』、『ぼくらは虚空に夜を視る』、『殺竜事件-a case of dragonslayer』など。 == 来歴 == 1968年千葉県生まれ、神奈川県育ち。神奈川県立野庭高等学校、法政大学第二経済学部商業学科卒業。大学卒業後にビル整備会社へ勤めたものの、すぐに退社。作家としてデビューする以前には、日本ファンタジーノベル大賞、コバルト・ノベル大賞などの公募新人賞へ投稿を続けると同時にモデラーとしての活動も行っていた。 1996年に「スーパーマジック・ハイパーマシン」で第1回ソノラマ文庫大賞最終候補となり〔本作はソノラマ文庫での出版は見送られたものの、電撃文庫からデビューした後、「虚無を心に蛇と唱えよ」、『機械仕掛けの蛇奇使い』としてその構想は日の目を見ることになった。他に5つほどのバージョンがあったという。(『機械仕掛けの蛇奇使い』「著者近影」の文より)〕、翌年の1997年には『ブギーポップは笑わない』で第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞。1998年に同作にてデビューした。同作は発売から数年間、電撃文庫で最高の発行部数を誇る作品となり、アニメ化・実写映画化などもされ、ライトノベル界に影響を与えた。ライトノベル作家である西尾維新や奈須きのこが「上遠野浩平の作品に影響された」と語っているほか、佐藤友哉も影響を受けた事が明かされている〔講談社刊 『ファウスト』 2005 SPRING Vol.5 スーパートークセッション〕。 デビュー後しばらくは電撃文庫でライトノベルを主に執筆し、90年代後半に始まったライトノベルブームの礎を築いた重要人物の一人であるとされる〔講談社刊 『ファウスト』 2005 SPRING Vol.5 東浩紀 『波状言論』 序文〕。その後、講談社や徳間書店、祥伝社、富士見書房など多くの出版社やレーベルでも作品を発表するようになり、ライトノベルに限定されない活躍を見せている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上遠野浩平」の詳細全文を読む
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