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上野検車区渋谷分室(うえのけんしゃくしぶやぶんしつ)は、東京都渋谷区道玄坂にある、東京地下鉄の車両基地である。銀座線渋谷駅の引上げ先、渋谷マークシティ3階にある。 元は営団地下鉄渋谷検車区であるが、2000年(平成12年)3月に上野検車区に組織統合され、上野検車区渋谷分室となった。 == 歴史 == 最初は1938年(昭和13年)12月に東京高速鉄道の渋谷電車庫として開設された。その後帝都高速度交通営団に引き継がれた後は、渋谷電車区、渋谷車輛工場へ改称された。戦後の銀座線の輸送力増強時には車両基地が手狭なため、車両を分割して留置せざるを得ないなど、収容力に難があった。そのため、1953年(昭和28年)7月と1958年(昭和33年)11月(車両分割はこの時点で解消)には拡張工事が実施され、度重なる輸送力増強への対応が行われてきた。 このため、1964年(昭和39年)3月には上野検車区同様に工場業務を廃止して、業務は丸ノ内線の中野工場へと移管した。そして、1968年(昭和43年)3月の上野検車区の拡張工事後(地下留置線の完成)は検車業務は上野に集中させ、渋谷検車区では上野検車区の補完的な業務を担当することになった。しかし、渋谷周辺は繁華街をはじめとした都市部という地理的な条件から、大規模な改良工事は見送られてきた。 渋谷駅に到着した車両は、折り返しのために全て同検車区に回送される。 *敷地面積:7,636m²(再開発前) *車両収容数:6両編成8本(48両) - (再開発後) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上野検車区渋谷分室」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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