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上野裕和[うえの ひろかず]
上野 裕和（うえの ひろかず、1977年4月13日 - ）は将棋棋士。棋士番号238。神奈川県厚木市出身。安恵照剛門下。日本将棋連盟理事(2009年5月-2011年5月)
==棋歴==
奨励会では1991年9月の入会から1999年9月の三段昇段まで、降級降段点B〔奨励会では連続10局で2勝8敗となった会員に降級降段点Bが付く。詳しい規定は新進棋士奨励会#段級位の昇降を参照のこと。〕を8回に亘り取得するなど苦労したものの、その都度立ち直り、三段リーグでは初参加から2期目（第27回・2000年度前期）で13勝5敗で2位〔1位は千葉幸生。〕の成績を修め、四段昇段を果たす。
新四段として参加した第60期（2001年度）C級2組順位戦では3勝7敗と振るわず、早々に降級点を喫してしまった。その後も好不調に波があったものの、2004年度に行われた第54回NHK杯で予選を3連勝で勝ち抜き本戦に出場〔本戦では1回戦で阿部隆に敗れた。〕するなどの活躍をした。第65期（2006年度）に9勝1敗（3位）の成績を修めC級1組に昇級（五段昇段）。しかし昇級直後に2期連続で降級点〔第66期（2007年度）は3勝7敗で31人中29位、第67期（2008年度）は1勝9敗で31人中最下位。〕を喫してしまい、制度上最短でC級2組に降級〔C級1組に初昇級した直後の2期連続降級点は沼春雄以来2人目の珍事であった。〕。以降も公式戦の成績が振るわず、特に順位戦ではC級2組において第69期（2010年度）から第71期に亘り3期連続で降級点を喫し、35歳の若さで順位戦への参加資格を失ってしまった（フリークラス編入）。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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