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上音威子府駅 : ウィキペディア日本語版
上音威子府駅[かみおといねっぷえき]

上音威子府駅(かみおといねっぷえき)は、北海道上川支庁中川郡音威子府村字上音威子府にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)天北線廃駅)である。電報略号カオ。同線の廃線に伴い1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。
1987年(昭和62年)から臨時駅となっており、廃止直前は、下り(稚内行)の一番列車のみが停車し、上り(音威子府方面)は全列車通過していた。
== 駅構造 ==
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の西側(南稚内方面に向かって左手側)に存在した。分岐器を持たない棒線駅となっていた。かつては千鳥状にずれた単式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。交換設備運用廃止後は線路は撤去されたが、上り方面ホームは残存していた。太平洋戦争以前には、周辺の森林北海道大学演習林)から出荷される木材を積み込むためのヤードを有していた。
無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置しホームに接していた。木造板壁〔書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)188ページより。〕で、柱を露出させてその間を縦板で埋めるという遊びの入ったデザインの〔書籍『駅舎再発見』(著:杉崎行恭、JTBパブリッシング2000年12月発行)148ページより。〕駅舎であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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