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下出 祐太郎(しもで ゆうたろう、1955年(昭和30年)3月17日 - )は、日本の京蒔絵師、詩人。京都府京都市下京区生まれ。下出蒔絵司所3代目。1977年、同志社大学文学部卒業。在学中より家業の蒔絵の手ほどきを受け、大学卒業後、漆芸家の東端真筰や佐治賢使に師事する。2005年竣工の京都迎賓館では、60点もの漆工芸調度品を担当。会談室に収められた飾り台「悠久のささやき」は、7万粒のプラチナで川の流れを表現した代表作である。2006年から京都工芸繊維大学の特任教授となり、漆の特性や、熟練職人の動作を解析。2010年には「漆の美の物性と伝統髹漆法の研究」と題した博士論文をまとめ、博士号を取得した。また、2002年より、高台寺蒔絵の研究を開始。超高精細なデジタルデータを用いて解析することで、桃山時代当時の技法を明らかにし、2011年、屏風2隻を復元制作した。これらの屏風は2011年11月から2012年3月までロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で展示された。 経済産業大臣認定伝統工芸士 京都伝統工芸大学校教授 国立大学法人京都工芸繊維大学伝統みらい教育研究センター特任教授 == 出版物 == === 作品集 === * 1990年 『游―下出祐太郎漆芸作品集』 光琳社出版 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下出祐太郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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