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下村非文 : ウィキペディア日本語版
下村非文[しもむら ひぶん]
下村 非文(しもむら ひぶん、1902年2月2日 - 1987年8月13日)は、福岡県出身の俳人。本名利雄。築上郡(現豊前市)生。東京大学経済学部卒、台湾銀行に勤務。終戦後に引揚げ、関西に住み証券業の要職を歴任。俳句は1926年、社内句会からはじめ、松本たかしに師事。1949年「ホトトギス」同人。1964年、田村木国の死去後「山茶花」主宰を継承。非文は「山茶花」外部の人間であったが、高浜年尾阿波野青畝の推挙により主宰についた。非文の主宰により、「山茶花」の勢力は飛躍的に増大し若手が多く育った。1978年、関西俳句友好訪中団を結成。旅行、登山を好み大景を詠むことを得意とした。代表句「赤富士や百鳥晨をよろこべる」「夕焼けのヒマラヤ一座一座消え」など。句集に『莫愁』『猪名野』『千里』『桂花』などがある。妻の下村梅子は青畝門の俳人。
== 参考文献 ==

*『現代俳句大事典』 三省堂 2005年
*『ホトトギスの俳人101』 新書館 2010年



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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