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遠山郷[とおやまごう]
遠山郷(とおやまごう)は長野県の南端近く、天竜川の支流遠山川に沿って広がる山深い谷間の地域をいう。行政区画上は、飯田市南信濃・飯田市上村(旧下伊那郡南信濃村・下伊那郡上村)に位置する。日本の秘境100選のひとつに数えられている。 == 概要 ==
信州の奥座敷とも言われ、古くから愛知・静岡の三遠地域と深く交流を行ってきた土地である。毎年12月には、多くの神社で寄進奉納のために舞や祈祷を夜通し催す伝統の「霜月まつり」が行われる。 主な産業は、傾斜の強い山肌と独特の気候風土を活かした「赤石銘茶」や蕎麦の生産と、狩猟による山肉(熊肉・猪肉・鹿肉)加工、藤つるなどによる籠細工であり、近年は三遠南信自動車道の整備にあわせて観光にも力を入れている。 遠山郷を貫く国道152号はかつては狭隘区間が多い「酷道」であったが、三遠南信自動車道の「現道活用区間」として2車線の道路が整備され、2015年10月までに北端の上村程野(矢筈トンネルで伊那谷に接続する)から南端の南信濃和田までの区間において全区間が2車線となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遠山郷」の詳細全文を読む
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