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下條正巳[しもじょう まさみ]
下條 正巳(しもじょう まさみ、1915年8月26日 - 2004年7月25日)は、日本の俳優。下条 正巳の表記も用いられたが、本名の正式な表記は下絛 正巳であり、こちらの表記が用いられる場合がある〔allcinema 〕。 ==来歴・人物== 釜山生まれ〔斉藤明美『家の履歴書 今は亡きあの人篇』キネマ旬報社、2011年、p97-98〕。両親は長崎県壱岐の出身〔。釜山第一商業学校卒業。20歳まで釜山で育ち映画監督を志し上京〔。1936年、村山知義らの新協劇団に入団し、『天祐丸』で初舞台を踏む。戦後、第2次新協劇団の創建に参加。1951年、劇団民藝に入団。多くの舞台に出演するが、1971年、民藝内部で対立が起こり、佐野浅夫、鈴木瑞穂、佐々木すみ江らと退団し、フリーとなった。 映画・テレビドラマにも進出し、中でも『男はつらいよ』シリーズでの3代目・おいちゃん(車竜造)役は広く知られている(シリーズ第14作から第48作まで、長きに渡って担当)。なお、初代・二代目と比較するとコミカルさが抑えられているのが特徴と指摘されるが、それぞれのおいちゃんの芝居の変化までもが寅さんファンの語り草の1つとなっている。 晩年は北野武監督作品にも出演した。 2004年、膵臓がんで都内の自宅で死去。88歳没。妻は元女優の田上嘉子、長男は俳優の下條アトムである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下條正巳」の詳細全文を読む
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