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下河辺拾水[しもこうべ しゅうすい] 下河辺 拾水(しもこうべ しゅうすい、生年不詳 - 寛政9年12月30日〈1798年2月15日〉)とは、江戸時代中期の京都の浮世絵師。 == 来歴 == 西川祐信の門人と思われる。姓は藤原、名は行耿。洛西の紙屋川畔に住んでいたため、紙川軒と号した。狩野派の画風をも学んでいるが、明和(1764年 - 1772年)から寛政(1789年 - 1801年)期に主として西川祐信風の絵を描き、多くの絵本、絵入教訓本、滑稽本、細見、地誌などを手がけている。著作の数も多いが、例として安永8年(1779年)刊行の『絵本満都鑑』二冊や寛政3年(1791年)刊行の『絵本あそび歌』一冊、寛政7年(1795年)刊行の『絵本勇者車』十巻10冊などがあり、絵入教訓本としては安永4年(1775年)刊行の『伊呂波歌』一冊(南勢野叟筆)などが挙げられる。その他に、明和3年(1766年)刊行の『絵本二葉松』二巻2冊や明和6年(1769年)刊行の商業書『商人年中行事』一冊(英美堂編)の挿絵なども描いている。 == 参考文献 ==
*『増訂浮世絵』- 藤懸静也(1946年、雄山閣)→近代デジタルライブラリー ※78頁
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下河辺拾水」の詳細全文を読む
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