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下田水漁港[しただみぎょこう]
下田水漁港(しただみぎょこう)は、瀬戸内海のほぼ中央、大島の南側、愛媛県今治市吉海町臥間(ふすま)にある漁港。定期航路として今治港からの旅客船が運航されていたが、2013年に航路が休止された。 == 概要 == 急潮で知られる来島海峡に面しているものの、西に突き出した火内鼻(ひないばな)により入り江を形成し、また湾口付近に位置する武志島により風波がさえぎられ、天然の良港を形成している。 中世には村上水軍の城砦群が点在し、船隠しや水汲み場があったとされる。明治時代初期から今治港との間に渡海船(とうかいせん)が運航していたが、大正期から太平洋戦争前頃までは今治港からの船が大島の各地に寄航し、それぞれ繁栄した。1963年(昭和38年)に今治港との間にフェリーが就航し、本来は漁港ながら、下田水漁港は大島の玄関口としての重要性を高めた。 港の近くには来島海峡大橋の自転車歩行者道の入口があり、開通当時は徒歩や自転車で通れる巨大橋であることを生かしたウォークイベントが、今治港-来島(四国側)-下田水(大島側)の三角状のコースで何度か開催された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下田水漁港」の詳細全文を読む
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