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下田缶ビール詐欺事件[しもだかんびーるさぎじけん] 下田缶ビール詐欺事件(しもだかんビールさぎじけん)は、1981年に静岡県下田市の酒屋から缶ビールが盗まれた事件である。後に実刑判決を受けた被疑者が真犯人を自力で見つけ出し、再審無罪が確定した。被害者が弁護士などの支援を受けずに自力で冤罪を晴らした数少ない事件の一つである。 ==概要== 下田缶ビール詐欺事件は、1981年8月7日に静岡県下田市東本郷の酒店、下田商店から缶ビール50ケースがだまし取られた事件である。店に電話があり、缶ビールを用意したらだまし取られていたという内容のものだった。 下田警察署は、下田簡裁に逮捕状を請求して大井警察署によって被告人Aが逮捕された。Aは全面的に容疑を否認していたものの、同署は被害者の母子と買い受けた食堂経営者の供述によって犯人だと断定した。Aはその後も容疑を一貫して否認していたものの静岡地裁下田支部は、Aのアリバイを認めずに被害者の犯人で間違いないという供述などから1982年9月2日に懲役10か月の実刑判決を下した。Aは無実を主張しながらも、控訴せずに確定した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下田缶ビール詐欺事件」の詳細全文を読む
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