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下肢静止不能症候群 : ウィキペディア日本語版
むずむず脚症候群[むずむずあししょうこうぐん]

むずむず脚症候群(むずむずあししょうこうぐん、、RLS)は、身体末端の不快感や痛みによって特徴づけられた慢性的な病態である。レストレスレッグス症候群(レストレスレッグスしょうこうぐん)、下肢静止不能症候群(かしせいしふのうしょうこうぐん)ともいう。現在は(PLMD)と表裏一体の関係にあるとされている。
== 病名 ==
むずむず脚症候群は、ヨーロッパでは17世紀からこれに相当する病気の報告がある。日本では世界で最初に睡眠学会が創設され、周期性四肢運動障害との関係や不眠症との関係が積極的に議論されてきた。日本睡眠学会は世界の睡眠学会で最大の会員数を誇ることもあって、日本の医師の間ではとても有名であったが、欧米とくに米国ではほとんど無視されてきた。しかし1960年米国のエクボン博士が、エクボン症候群()と命名し米国でも認知されるようになった。現在でも米国ではむずむず脚症候群では通じず、エクボン症候群とよばれている。現在では欧米でも日本並みに広く知られる神経疾患となった。患者が脚を動かさずにはいられない状況から、「下肢静止不能症候群」とも呼ばれる。この項では、以下RLSと記載する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「むずむず脚症候群」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Restless legs syndrome 」があります。



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