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下顎第一小臼歯[かがくだいいちしょうきゅうし] 下顎第一小臼歯(かがくだいいちしょうきゅうし、Mandibular first premolar)は下顎犬歯の遠心にある歯。近心側隣接歯は下顎犬歯、遠心側隣接歯は下顎第二小臼歯、対合歯は上顎犬歯と上顎第一小臼歯である。 == 概要 == この歯の機能は、咀嚼において食物を引き裂くことであり、犬歯の機能と類似している。二咬頭を持ち、頬側が大きく鋭い。舌側咬頭は小さく、非機能咬頭であるので、小さな犬歯のようでもある。 生後1.5年~3年の頃に石灰化を開始し、歯冠の完成は5~6歳頃、10~12歳で口腔に萌出し、12~13歳頃に歯根が完成する〔本川ら, p.53〕。 日本では一般的に、左側第一小臼歯を左下4番(表記は┌の中に4を入れた物)、右側第一小臼歯を右下4番(表記は┐の中に4を入れた物)と呼ぶが、この他、左側を21、右側を28とする表記法や、左側を34、右側を44とする表記法も国際的に知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下顎第一小臼歯」の詳細全文を読む
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