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不定愁訴[ふていしゅうそ] 不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。患者からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。症状が安定しないため治療も難しく、周囲の理解も得られにくい。 身体表現性障害、軽症うつ病、気分変調症、 パニック障害、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害、急性ストレス反応、適応障害などの可能性が含まれる。 自律神経失調症と診断されることも多い。 先進国であっても、ビタミン欠乏症やその他の必須栄養素の栄養失調を原因とする不定愁訴も、体力の無い子供、高齢者に見られる。 == 診断 == まずは中重程度のうつ病でないことを明確に除外する。 精神病、双極性障害、てんかん、行動障害、認知症、物質乱用などについても除外する。 一般的な身体的疾患の診察、検査を行う。過去の自殺念慮、自傷行為の有無について問診する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「不定愁訴」の詳細全文を読む
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