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不定詞[ふていし] 不定詞(ふていし)とは、動詞を起源とする、名詞、形容詞、副詞など他の品詞の働きをする準動詞の一種。活用せずに主語の人称、単数、複数などに「限定」されないことから不定詞という。現代の多くの言語で動詞の辞書の見出しの語形として使われる。 == 概要 == 英語は動詞のほかの活用形の多くを消失したため、原形不定詞が動詞の原形と見なされるが、ラテン語やその子孫であるロマンス諸語、古典ギリシア語など人称活用を持つ多くの言語には不定詞独自の語形がある。また、ポルトガル語、ガリシア語には、活用語尾をもった人称不定詞がある。ブルガリア語、マケドニア語、現代ギリシア語のように不定詞を用いる構文が廃れたために不定詞を失った言語もある。 日本では、明治、大正期までは「不定法」という訳語が使われてきた。これは、ラテン語および古典ギリシア語の文法学者が不定詞を伝統的に法の一部とみなしてきたためである。現在では「不定詞」が定着している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「不定詞」の詳細全文を読む
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