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不浄なる暗黒の書[ふじょうなるあんこくのしょ]
不浄なる暗黒の書(ふじょうなるあんこくのしょ、''Book of Vile Darkness'')はダンジョンズ&ドラゴンズ第3版ロールプレイングゲーム向けの追加ソースブックである。著者はモンテ・クック、出版社はウィザーズ・オブ・ザ・コーストから2002年10月に発売された。「悪の性格を詳細に調べた」かのように説明し、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の本の中で、成人読者向け〔英語版のみ。日本語版にはこの表記はない。〕のラベルが貼られた初めての製品である。「善」についてのことを書き表した''高貴なる行ないの書''がそれに続く。 ==発売前== 多くの新製品と同じように、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは''Book of Vile Darkness''を発売の前の月に告知し、プレビューをウェブサイトで公開した。他の製品とは異なり、プレビューを見たMat Smithは、本は「『成人のみ』タイトルとしてリリースされている」として実質的に本の内容については厳密の詳細を明らかにしなかった。その代わりに、彼はこの本がコミュニティによって要求されていたものだったことをその開発者が感じ、そのなにかを「多くの、多くのゲーマーが求めていた。」と強調した。また、本のプロモーションの一環として、:en:Paizo Publishingは2種のD&D雑誌の中に封印した『成人向け』セクションを掲載した。''Dragon''300号には、肉体と肌を題材にした魔法、一方''Dungeon''95号には"The Porphyry House of Horror"というアドベンチャーが印刷され、街の住民にフィーンドを回すため、犠牲的乱交を破壊するためにプレイヤーがハーレムに潜入することを意図する。 ドラゴンランスキャンペーン・セッティングの著者であり共同制作者のトレイシー・ヒックマンは、''Dragon''300号の記事に対して、メーリングリストニュースレターにおいて「D20のテロリズム」と題する怒りの反応を配信した〔Hickman, Tracy (2002-09-12). D20 Terrorism . ''Hickman Newsletter #96''. Retrieved on September 3, 2009〕。ヒックマンは''Dragon''の内容と当時未発表の「不浄なる暗黒の書」の「糞」で「俗悪でくだらなく、品位を傷つける」と両方を説明した。続いてコミックス倫理規定委員会の基準を繰り返し参照し、彼は「アメリカ全土の母親と聖職者が全て暗い恐怖におののいているのは、D&Dが今、突然、真実を持っていることだ。たった1行程で、私はLaura (Curtis) と自分で過去25年にわたってやってきた仕事が地面に倒れ伏したのを見たのだ」と明言した。 ヒックマンの発言に続いて、オンライン・コミュニティでは実質的な論争を巻き込み、Paizoの社長Johnny Wilsonは雑誌の素材を擁護する声明を発表した。彼は、「不浄なる暗黒の書」が論争に発展したのと、ビデオゲームモータルコンバットが同様に論争に巻き込んだことの間の比較を描いた。また彼は「悪の中の不浄にある残虐行為と倒錯を配置するガイドを出版する」ことで、対照的に『本当に英雄的な』ロールプレイングを可能にすると主張した。そして一方恐怖とヒロイズムの実世界の例を引き合いに出すと、たとえばアメリカ同時多発テロ事件、ベトナム戦争そして第二次世界大戦など。それにもかかわらず、彼は封印されたセクションの外のイントロダクションの内容に言及し、それらの中にあったものよりも 「(それ以上の)不快感を与える」として部分的な謝罪を提供しなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「不浄なる暗黒の書」の詳細全文を読む
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