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不知火 守(しらぬい まもる)は、漫画『ドカベン』に登場する架空の人物。アニメ版の声優は市川治。 ==人物== *神奈川県・白新高校のエースで、明訓高校最大のライバル。右投右打。 *1年秋から選手兼任監督を務めたため「闘将」とも呼ばれ、土門剛介をして「闘う男の象徴」と言わしめる。しかし、県予選で5回戦った明訓高校についに勝つ事が出来なかったため、甲子園の出場経験は無い。 *MAX162km/hの速球と高速フォーク、そして「蝿止まり」「超遅球」と呼ばれる超スローボールが武器。速球と超遅球は手首のスナップのみで投げ分けることが出来るため打者からは予測できず、主に速球で追い込んだ所で超遅球でタイミングを外して仕留める配球を用いる。また時として山田にカーブ、シュートなど 変化球も投げる技巧派である。 *高校時代は1年時から四番を打つほどの打撃センスも併せ持ち、プロでも幾度となくホームランを打っている。2006年には、退場したマドンナに代わり三塁を守ってファインプレーも見せており、野手としても超級の実力がある。 *つばの割れた帽子がトレードマーク。割れている理由は、幼い頃左目が見えず割っていたためである。高校1年の夏まで左目が不自由だったが、秋の大会までの間に父親からの角膜移植手術を受け、今では両目とも通常の視力を得ており、特に意味のないものとなっている。この帽子のため、野村克也は不知火の投げ方を「やぶれひさし隻眼投法」と呼んだ。また、高校時代のヘルメットは普通のものだったが、プロではヘルメットのつばも割っている。 *クールなようで意外に情に厚い。高校1年の県予選で明訓に敗れた後、不知火は山田が甲子園で対戦するいわき東高校・緒方勉の落差のあるフォークボールに対抗するための山田の練習台となった。不知火が投げたフォークボールの落差に山田は驚き、「このフォークを予選で投げていれば、明訓にも勝てたはず」といぶかるが、球についた血痕を見て、予選終了後に山田の練習台となるために習得したものと知り、落涙した。 *投手としての実力は水島作品中でも最高クラスであるにも関わらず、高校時代から優勝とは縁が無く、2008年にアイアンドッグスのリーグ優勝でようやく優勝を経験した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「不知火守」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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