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不破氏[ふわし] __NOTOC__ 不破氏(ふわし)は日本の氏族。 == 美濃国不破氏 == 百済系帰化人多利須々の後胤〔『新修 垂井町史 通史編』 903頁〕で、美濃国当芸郡野上郷仲山麓(現・岐阜県不破郡垂井町宮代 ?(仲山金山彦神社)、旧笠松県不破郡野上村・相川村野上、現・不破郡関ケ原町野上)に生まれた宮勝木実(みやの すぐりの このみ)が、壬申の乱の功によって、当芸郡より分割した不破郡を賜り、不破と改姓したとされる〔「不破家譜による(『新修 垂井町史 通史編』 113頁)〕。木実は不破郡大領となり、大宝2年(702年)の持統天皇美濃行幸の際、地方豪族最高位である外従五位下を授かっている〔「続日本紀」による(『新修 垂井町史 通史編』 113頁)〕。また、同じく壬申の乱に功のあった百済人淳武微子(淳武止)の後裔に、神亀元年(724年)に不破郡に生まれた不破勝(出家して善射)がいる〔『新修 垂井町史 通史編』 904頁、959 - 956頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「不破氏」の詳細全文を読む
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