翻訳と辞書
Words near each other
・ 不確実
・ 不確実係数
・ 不確実係数積
・ 不確実性
・ 不確帯
・ 不磨
・ 不磨の大典
・ 不磨ノ大典
・ 不祝儀
・ 不祥
不祥事
・ 不祥事 (小説)
・ 不祥事件
・ 不稔
・ 不稔導入
・ 不稔形質導入
・ 不稔性
・ 不稔感染
・ 不稔歩合
・ 不稔溶原化


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

不祥事 : ウィキペディア日本語版
不祥事[ふしょうじ]

不祥事(ふしょうじ)とは、一定の社会的な地位を持つ個人または団体などが起こした、社会的な信頼を失なわせるような出来事である。主に今日のマスメディアにおいて用いられる単語である。醜聞(しゅうぶん)、スキャンダル(英: Scandal)などとも言う。
なお、「不祥事」は元々は「めでたくない出来事」という意味である。「」は「めでたい」という意味である。
== 説明 ==
例として、犯罪行為や不正行為(何処かしらに金銭が関わるものが主流)、重大事故手抜き作業によって発生した商品欠陥(およびそれにより発生した事故)、食品品種や賞味期限などの不正表示、テレビ番組やラジオ番組の捏造などが挙げられる。
このように、「不祥事」という言葉は、官公庁や企業など大きな社会責務を負うべき(社会的な影響力がある程度以上に存在する)対象に対して使われるものであり、その中でもモラルの欠損など社会的に問題がある事由によって事件・事故に繋がった場合に用いられるものである。こうした組織が不祥事を防ぎ、社会的責任を果たすことはステークホルダーや地域社会の持続可能性を向上させ、さらに世界の国・地域間の均衡ある発展を促進し、地球社会全体の持続的な繁栄につながるとの認識が広まり、CSRの概念が求められる背景となった。
なお、無名の個人による犯罪・事故・不正行為などは、通例、「不祥事」とは言われない。ただし、その個人が職務中に起こした犯罪・事故・不正行為の場合、その人の所属する企業・団体などの不祥事となることがある。
また不祥事を知りながら組織内で情報共有がなされず、結果的に対処が遅れる二次不祥事も指摘されている〔http://www.caa.go.jp/planning/koueki/shuchi-koho/files/25symposium/yamaguchi-sama.pdf〕。例えばカネボウでは最初の苦情から約2年半の間商品欠陥が公表されず、結果的に企業の評価を毀損した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「不祥事」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.