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デサチュラーゼ(Desaturase)は、有機化合物から2個の水素原子を除去する酵素で、炭素-炭素二重結合が形成する。デサチュラーゼは以下のように分類される。 * Δ - 脂肪酸のカルボニル基から決まった位置に二重結合を作る。(例:Δ9デサチュラーゼはカルボニル末端から9番目の位置に二重結合を作る。) * ω - 脂肪酸のメチル末端から特定の位置に二重結合を作る。(例:ω3デサチュラーゼ) 必須脂肪酸の生合成では、エロンガーゼがいくつかの異なるデサチュラーゼとともに繰り返しエチル基を挿入し、二重結合を形成していく。 == ヒトの代謝での役割 == ヒトにはΔ9デサチュラーゼ、Δ6デサチュラーゼ、Δ5デサチュラーゼ、Δ4デサチュラーゼの4種が存在する。Δ6とΔ5デサチュラーゼ生産のための遺伝コードは11番染色体に位置している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デサチュラーゼ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fatty acid desaturase 」があります。 スポンサード リンク
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