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与謝野論文(よさのろんぶん)とは、衆議院議員である与謝野馨が執筆した論文。下記2つの内、いずれかを指すことが多い。 # 2000年頃までに、自由民主党の選挙制度調査会長として調査会で検討を重ねた結果をまとめた論文。本項にて詳述。 # 2010年3月に月刊誌に寄稿した、所属する自由民主党の谷垣禎一総裁に党の執行部の人心一新を求め、それが為されない場合に新党の結成を示唆した論文。実際に与謝野は、翌月に離党して新党・たちあがれ日本を結成し、共同代表に就任した。 ----- 与謝野論文(よさのろんぶん)とは、衆議院議員である与謝野馨が、2000年頃までに自由民主党の選挙制度調査会長として調査会で検討を重ねた結果をまとめた、外国人に地方参政権を付与することの違憲性を指摘した論文のことである。 == 経緯 == 1999年から2000年にかけ、当時の与党であった自由民主党内で永住外国人への地方参政権付与が大きな政治テーマになっていた。韓国の金大中政権(当時)が「韓国も外国人に参政権を認める」と「相互主義」を理由に、小渕恵三、森喜朗の両政権に実現を求めていたことを受けてのもので、公明党も「日本社会に深く根ざしている」と特に韓国籍への付与を推進し、また、小沢一郎も自由党党首として「日本人が誠意を事実として示すべきだ」と発言していた。 自由民主党では、賛否が割れていたが、内閣官房長官や自由民主党幹事長を務めた野中広務らが公明党との連立政権維持を理由に積極的だったことから、実現への流れが強かった。が、この論文が2000年9月30日の産経新聞(東京版)朝刊に掲載されたことで、自由民主党内での議論が沈静化したとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「与謝野論文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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