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世宗特別自治市(セジョンとくべつじちし、朝鮮語:)は、大韓民国中部に位置する特別自治市である。「行政中心複合都市」と呼ばれる、韓国の中央官庁が集積するニュータウンがある。特別自治市の区域は面積465km²、計画対象区域は面積73km²。 忠清南道旧燕岐郡全域に同道公州市の一部と忠清北道清原郡の一部を合わせて2012年7月1日に発足した。 == 歴史 == === 建設への経緯 === 計画都市として、盧武鉉大統領がソウルに代わる韓国の新しい首都として建設しようとしたが、2004年10月に出された憲法裁判所の首都移転違憲判決によって遷都計画は頓挫。最終的には政府行政機関の一部を移転するに留まり、行政中心複合都市として建設が進められることになった。 2010年1月、鄭雲燦首相の修正案で、省庁移転が白紙撤回されることとなったが、6月の国会本会議で否決されている。2010年12月には、国会において世宗特別自治市設置等に関する特別法案が可決された。同法では2012年7月に世宗特別自治市が発足することを定めており、国務総理室、中央行政機関の9部2処2庁等が移転する予定である。 なお、韓国の地方行政においてはソウル特別市、および主要都市の広域市とほぼ同じ権限を持っているため、道からは独立する行政となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世宗特別自治市」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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