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世田谷局ケーブル火災[せたがやきょくけーぶるかさい]
世田谷局ケーブル火災(せたがやきょくケーブルかさい)は、1984年(昭和59年)に東京都世田谷区で発生した電話ケーブル火災。加入電話や都市銀行のオンラインが一時不通となる都市型災害で、電電公社が完全復旧宣言を出すまでに9日間を要した。 == 火災概要 == 1984年11月16日金曜日午前11時50分頃、東京都世田谷区太子堂4丁目の日本電信電話公社(電電公社)世田谷電報電話局近くの洞道で、増設工事中の電話ケーブルより出火〔朝日16日夕刊〕。17時間近くにわたり延焼し、翌日午前4時37分に鎮火した〔朝日17日夕刊〕。作業員2名が一時行方不明となったが、死傷者は出なかった。当時、同局と三宿交差点付近との間で電話回線の増設工事をしており、ケーブルを保護する鉛管をトーチランプで溶かす作業において、ランプの炎がポリエチレン製のケーブル被覆や、詰め物や敷物として使用していたウエス〔朝日21日夕刊〕に引火した事が原因とみられている。現場付近には、2,400回線を一束とする直径6cmの加入者ケーブル52本と、中継ケーブル35本、計87本のケーブルが通っていた〔朝日17日朝刊〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世田谷局ケーブル火災」の詳細全文を読む
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