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世田谷一家殺害事件(せたがやいっかさつがいじけん)とは、2000年に東京都世田谷区の一家4人が殺害された事件の一般的な呼称。警視庁による正式名称は「上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件」。 2016年4月現在も、犯人の特定・逮捕には至っておらず、未解決事件となっている。 また、捜査特別報奨金制度対象の事件に指定されている(詳細は「#懸賞金」を参照)。 == 事件の概要 == 21世紀を目前に控えた2000年12月30日午後11時頃から翌31日の未明にかけて、東京都世田谷区上祖師谷3丁目の会社員宅で、父親(当時44歳)・母親(当時41歳)・長女(当時8歳)・長男(当時6歳)の4人が殺害された。隣に住む母親の実母が31日の午前10時40分過ぎに発見し、事件が発覚した〔土地売買のトラブルか…世田谷一家殺害事件14年目の真相(前編) (DMMニュース 2014年12月29日付、2015年1月25日閲覧。)〕。 この事件は、20世紀最後の日に発覚した、大晦日に差し掛かろうとする年の瀬の犯行だったことや、犯人の指紋や血痕など個人を特定可能なもの、靴の跡(足跡)の他、数多くの遺留品を残している点、子供もめった刺しにする残忍な犯行、さらに殺害後に長時間現場に留まった可能性が指摘され〔パソコンのネット接続履歴から犯人が翌朝まで10時間以上に渡って事件現場に留まっていたとみられていたが、2014年12月時点では31日の朝10時過ぎの接続履歴が誤作動によるものと考えられており、夜間のうちに逃走した可能性が高まったとして捜査方針を修正している。〕、パソコンを触ったりアイスクリームを食べたりするなどの犯人の異常な行動、これらの多くの事柄が明らかになっていながら、犯人の特定に至っていないことでも注目される未解決事件である。また、年の瀬に発生した殺人事件という時期柄もあって、一年を振り返る区切りとなる年末近くになると、警視庁による情報公開が行われ、マスコミが話題に取り上げることが多い事件である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世田谷一家殺害事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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