|
『世界の車窓から』(せかいのしゃそうから、)は、一部テレビ朝日系列局・BS朝日ほかで1987年6月1日から放送されている〔、帯編成のミニ紀行番組である。字幕放送〔制作局のテレビ朝日・メ〜テレ・朝日放送・琉球朝日放送・BS朝日のみ。〕、ハイビジョン制作。アナログ放送時代は、映像の上下に黒枠が付いたレターボックス状態で放送されていた。 かつては、朝日ニュースターでも放送された。 == 概要 == 2012年7月1日にて通算9000回に達した長寿番組である。(2016年4月29日には通算10000回となる予定) 世界各地の鉄道の車窓から見える美しい景色や、その沿線の名所、観光地などを音楽に乗せて紹介する〔。また、列車内の乗客、乗務員、あるいは駅構内の様子を映し出すこともある〔。放送時間が短く、ひとつの国を1ヶ月 - 3ヶ月ほどかけて紹介する。 番組テーマ曲は、溝口肇作曲による「世界の車窓から」。ナレーターは、放送開始から一貫して俳優の石丸謙二郎が務めている。 「世界の車窓から」というタイトルが示す通り、世界各国の鉄道を対象としている。「世界」と謳っているので概念上は日本の鉄道も範疇に含まれるべきであり、実際に当番組のスタッフは嘗て公式サイトにおいて「日本の鉄道も例外ではない」とコメントしている。しかし放送開始以来、現在まで日本の鉄道が特集された実例は一度もない。 番組開始以来、制作プロダクションは「テレコムジャパン」(現・テレコムスタッフ)である〔番組の放送期間中にテレコムジャパンが倒産の危機に陥るが、急遽別資本を立ち上げ新会社「テレコムスタッフ」を設立、スタッフや番組制作を当該会社に移管し、放送を継続している。〕。 スポンサーは、放送開始から一貫して富士通の一社提供である〔ただし、2013年10月以降は制作局のテレビ朝日・メ〜テレ・朝日放送・BS朝日の4局のみに縮小されている。〕。テレビ朝日での「提供読み」は、開始当初から長年小林一枝(アナウンサー、現・放送番組審議会事務局担当部長)が担当した。 過去にゴールデンやプライムタイムに、数回の特別番組が全国ネット放送された。2007年12月16日に『日曜ワイド』(15:30 - 17:25)枠で「世界の車窓から20周年記念特番」を放送した。 番組開始当初より長らく毎日放送されていたが、2013年4月1日以降は土曜日・日曜日の放送が廃止され、週5日に縮小した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世界の車窓から」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|