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両手軍刀術 : ウィキペディア日本語版
両手軍刀術[りょうてぐんとうじゅつ]
両手軍刀術(りょうてぐんとうじゅつ)とは、旧日本陸軍が制定した軍刀を使う戦技
== 歴史 ==

=== 両手軍刀術の制定(大正4年版「剣術教範」) ===
1894年明治27年)、陸軍戸山学校において、それまで行われていたフランス式剣術を廃し、日本の伝統的な剣術をもとにした片手軍刀術を制定した。しかし、当時の制式軍刀が片手で扱うサーベル様式であったことなどから、片手で扱う内容のままだった。
軍刀術を日本古来の剣術と同じく両手で扱う内容に改めるべきという意見が片手軍刀術の制定当時からあったが、なかなか実現しなかった。
1912年大正元年)、戸山学校長・林二輔中佐は両手軍刀術の制定を決めた。しかし剣道や伝統的な剣術には道場でしか通用しない非実戦的な技法もあるため軍刀術としての要求に合致しないとして、学生隊長・二宮久二を主任として教官や長期学生に両手軍刀術の研究をさせた。
1915年(大正4年)の「陸軍剣術教範」の改正で両手軍刀術が制定された。これにより、従来の片手軍刀術は騎兵科のみで訓練されるようになった。
1916年(大正5年)、全国の連隊大隊から各1名の士官学生を戸山学校に入校させ、両手軍刀術の教育が実施され、以降、毎年実施された。
また、戸山学校の剣術科教官・助教を京都武道専門学校に派遣して修業させ、梅川巳之四郎小沢愛次郎斎村五郎大島治喜太ら高名な剣道家を嘱託として戸山学校に招聘し、教官・助教の研修を毎週1回行った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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