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中・四国フェリー[ちゅう しこく-] 中・四国フェリー(ちゅう・しこく-)は、かって竹原波方間自動車航送船組合によって運航されていたフェリー。 ==概要== 1963年のフェリーの運航開始以来、多くの利用があり1996年度には自動車の利用台数が約22万台に達したが1999年にしまなみ海道が開通し利用者・利用台数が減少し2008年度には7万5千台まで激減した〔『朝日新聞』2009年4月30日朝刊〕。しまなみ海道開通後は営業収支が赤字基調となり、1998年度には約41億円あった積立金が2007年度には約16億円まで激減した〔『朝日新聞』2009年5月1日朝刊〕。 基金の取り崩しや職員削減といったコスト削減などで航路の維持を進めたが2008年前半の原油高、高速道路の大幅値下げなどの影響をうけ2009年4月末をもって廃止になった。廃止により波方港に寄港する旅客航路は消滅した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中・四国フェリー」の詳細全文を読む
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