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中出謙二 : ウィキペディア日本語版
中出謙二[なかで けんじ]

中出 謙二(なかで けんじ、1954年11月3日 - )は、和歌山県出身の元プロ野球選手捕手)。右投右打。
== 来歴・人物 ==
和歌山工では1972年夏の甲子園和歌山県予選準々決勝に進むが桐蔭に敗れる。卒業後は新日鐵堺に入社、都市対抗野球大会に4年連続出場。1977年には第3回インターコンチネンタルカップ日本代表に選出される。
1977年ドラフト1位で南海に入団。野村克也監督捕手兼任)解任・退団に伴い“ポスト野村”の期待を受けて入団したが、香川伸行らとのポジション争いに敗れ1985年吉沢俊幸との交換で阪急に移籍、1987年12月引退。
社会人時代、ヤクルトの名スカウト片岡宏雄大矢明彦に続く捕手を獲得するため、新日鉄堺グラウンドへ中出の視察に赴いたことがあった。しかし現役時代捕手でもあった片岡は「こんなレベルじゃプロでは通用せえへんな」と、即決で中出の獲得を断念している(ちなみにこの時片岡の目に留まったのが中出の後輩の投手・尾花高夫である)。
コラムニスト綱島理友の著書「プロ野球ユニフォーム物語」(2005年ベースボール・マガジン社刊)にはユニフォーム視察の取材で採り上げられたが、綱島氏の説明文では「控え選手」とだけ記され、中出の名は匿名となっていた(取材協力者は、中出本人ではなく、廃棄処分される際に貰い受け、所持していたホークスの元選手・スカウトだった。巻末の取材協力者から推定すると伊藤四郎と思われる)。おそらく元毎日・大毎・東京他の榎本喜八や元国鉄・産経村田元一同様、球界との関係を一切絶縁しているためと思われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中出謙二」の詳細全文を読む



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