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中判カメラ(ちゅうばんカメラ)は、120フィルム、220フィルム(ブローニーフィルム)を使用する写真機の総称である〔、2011年12月21日閲覧。〕〔、2011年12月21日閲覧。〕。日本においてのみ、ブローニーカメラ、ブローニー判カメラ(ブローニーばんカメラ)とも呼ぶが〔、2011年12月21日閲覧。〕〔、2011年12月21日閲覧。〕〔、2011年12月21日閲覧。〕、コダックの写真機ブローニーのすべてが中判カメラの範疇に入るわけではない。 中判デジタルカメラについても、本項の節「中判デジタルカメラ」で扱う。 * 中判カメラで使用するフィルム ⇒ 120フィルム == 概要 == 一般的多く使われている35mm幅の135フィルムを使用するカメラに比べると大きく重くなるが、画質の良さからプロやハイアマチュアに使われている。また過去には116フィルムや620フィルムを使用するカメラなども中判カメラとして扱われていた。135フィルムを使用するカメラと、大判カメラの中間のフィルムサイズのカメラという意味では127フィルム(ベストフィルム)を使用するカメラも。ホルガなど120フィルムを使用するトイカメラも、一応は中判カメラとして分類することができる。 集合写真やスタジオでの人物・商品撮影、風景写真、接写による資料複製など大判カメラを使用する程ではない場合や、大判カメラを持ち出せない場所(特に山岳写真)での撮影で高画質を求める用途では幅広く使われており、各種用途に適したカメラが市場に存在する。重くて使いづらいイメージで一般のアマチュア写真家から敬遠されてきたが、最近ではオートフォーカスや自動露出機能を搭載し自動化が進んだ簡便に撮影できるものや、軽量な製品も出てきている。 フィルムカメラ全体の動向と同じくデジタルカメラの普及などにより、中判カメラ市場は縮小の傾向にある。しかし、135フィルムを使用するカメラよりも引き伸ばし倍率を小さくすることができることによる高画質と、大判カメラとは異なってロールフィルムを使えることによる気軽さや、携行性・取り回しの良さを享受できる。このためにデジタルカメラに対して競争力を持ち、根強い支持を受け続けている。 120フィルムまたは220フィルムを使用するため6×4.5cm判、6×6cm判、6×7cm判、6×8cm判、6×9cm判、6×12cm判、6×17cm判等各種のフォーマットがある。またマスクやマガジン等により複数のフォーマットが使用できたり、ごく一部には35mm判と兼用できるカメラもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中判カメラ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Medium format (film) 」があります。 スポンサード リンク
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