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就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験(しゅうがくぎむゆうよめんじょしゃとうのちゅうがっこうそつぎょうていどにんていしけん)とは、学校教育法第18条の規定により保護者が就学させる義務を猶予又は免除された者等に対し、中学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するために日本の文部科学省が行う試験である。 この試験については、中学校卒業程度認定試験と呼称されることが比較的多く、略称としては、文部科学省が中卒認定(ちゅうそつにんてい)を用いている〔http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sotugyo/〕ほか、中認(ちゅうにん)・中検(ちゅうけん)(俗称。正式名称に「検」の文字はない)・中験(ちゅうけん)が用いられていることが多い。合格すると高等学校(中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、専修学校の高等課程、高等専門学校を含む)の入学資格が与えられる。 == 概要 == 中学校卒業程度認定試験は、中学校などを卒業しなかった人が、高等学校、中等教育学校の後期課程、専修学校の高等課程などの後期中等教育の課程または高等専門学校に入学する資格を認定する試験である。高等学校卒業程度認定試験の受験資格の緩和などもあり受験者が少ない。2008年(平成20年)の受験者は70人前後、合格者は62名〔2009年3月17日の参議院文教科学委員会における公明党・山下栄一の質問による。〕。 中学校をはじめとする前期中等教育の課程を修了していない者は、中学校卒業程度認定試験に合格後、改めて高校受験を行なうなどして高等学校に入学することができる。また、すべての高等学校などで中学校卒業程度認定試験の合格・中学校卒業の経歴が必要なわけではなく、独自に入学資格を認める学校もある。 高等学校卒業程度認定試験に合格すると、この試験にも合格したものとみなされる。以前は、大学入学資格検定(現在の高等学校卒業程度認定試験)の受検をするには、中学校などを卒業していなければ中学校卒業程度認定試験の合格が必要であったが、これも改正されて現在は不要になっている。 過去4年分の問題は、文部科学省の公式サイトにおいて閲覧できる〔2009年3月17日および4月9日の参議院文教科学委員会における山下栄一の質問によると、質問の時点では公表されていなかった。〕。 2008年度では、受験者数は75人、合格者数は62人であった〔〕。このように高認(大検)よりもはるかに規模は小さい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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