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中国人民解放軍海軍航空兵(ちゅうごくじんみんかいほうぐんかいぐんこうくうへい)は中国人民解放軍海軍の五つの兵種の内の一つ。自国の重要港湾及び海軍施設の防空、自艦隊の防空、対水上艦戦、上陸作戦航空支援、海上偵察活動、機雷敷設、対潜戦、敵根拠地の空襲が主な任務である。 ==歴史== *1950年10月1日、青島に海軍第1航空学校を創設。 *1952年6月27日、海軍航空兵第1師団が上海虹橋飛行場に設立された。 *1952年9月6日、北京の海軍司令部直属の六つの部の一つとして海軍航空部が創立された。海軍航空部は海軍司令部の参謀組織であり、部の長は海軍司令員の参謀となり助言を行う。同時に北京良郷飛行場に海軍航空兵司令部が設置される。中国はこの日を海軍航空兵の公式な創立日としている。 *1955年の時点で、6個航空師団、2個独立航空連隊、高射砲・レーダーなど8個連隊で構成された。 *1955年10月、海軍航空部から海軍航空兵部に名称を変更。 *1960年の時点で、9個航空師団、3個独立航空連隊に拡大された。 *1960年から1964年にかけて、教育部隊以外の諸部隊は段階的に三大艦隊各々の隷下に移り、その指揮権は海軍航空兵司令部から各艦隊司令部に移った。 *1964年1月、指導についても海軍航空兵司令部から各艦隊司令部に移った。海軍航空兵司令部は連絡機部隊、教育・訓練部隊のみ引き続き指揮・指導を行うこととなった。 *1969年11月、これまで各艦隊司令部と同格であった海軍航空兵司令部は文化大革命の影響で廃止された。 *1986年、海軍航空兵司令部は再建され再び海軍司令部の隷下となった。 *2003年末、海軍航空兵部隊のスリム化の為、北京良郷基地の海軍航空兵司令部は廃止された。海軍航空兵司令部の要員は海軍司令部に移動し、それまで隷下にあった海軍航空兵司令部直轄部隊の指揮は海軍司令部が直接担うこととなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中国人民解放軍海軍航空兵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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