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総参謀部は、中央軍事委員会の執行機関である四総部の内の一つである。中国人民解放軍だけでなく武警、民兵といった準軍事組織も含めた「中国の全軍事力」に対し、軍事行動の指揮及び軍事力の建設において強制力のある指導を行う。 中国人民解放軍司令部条例の第8条に、総参謀部は、中央軍事委員会の軍事工作機関であり、全武装力の軍事工作領導機関であり、軍(人民解放軍)の総司令部として規定されている。 基本任務として、中央軍事委員会が「軍事戦略」「作戦方針」を決定するのに必要となるインテリジェンスを提供し、その決定に基づき作戦計画を立て、作戦指揮を実施する。軍事訓練、兵力の動員などの武力建設も任務とする。その他に外国との軍事外交も任務としている〔人民解放軍の意思決定システムにおける中国海軍の影響力 山本勝也、『海幹校戦略研究』第2巻第1号(通巻第3号)71頁、2012年5月〕。 列国の軍令機関と異なり、行政府である国務院の国防部(国防省)には隷属せず、中央軍事委員会という共産党の組織の指導下にある。 == 機構 == 総参謀長 副総参謀長×4人(現任5人) 総参謀長助理×2人(現任1人) *弁公庁 - 西城区旃壇寺1号 *第一部(作戦部) - 海淀区厢紅旗董四墓1号 *海軍局 *空軍局 *外事局 - 西城区黄寺大街25号 *第二部(情報部) - 東城区黄寺大街乙一号 *第三部(技術偵察部) - 海淀区厢紅旗遺光寺一号院 *61398部隊 - 上海市浦東新区大同路208〔Exposing One of China's Cyber Espionage Units-Mandiant_APT1_Report.pdf 〕 *第四部(電子部) - 海淀区花園路塔院志新村2号 *第五部(情報化部)- 海淀区復興路20号 *軍務部 - 西城区旃壇寺1号 *軍訓部 - 東城区朝内北小街倉胡同5号 *動員部 - 西城区旃壇寺1号 *管理保障部 - 海淀区新外大街23号 *装甲兵部 - 復興路26号 *砲兵部 - 復興路24号、安外北苑大院1号 *工程兵部 - 太平路46号 *防化部 - 海淀区花園北路35号 *陸航空部 - 通州区張家湾鎮三間房機場 *戦略計画部 - *政治部 - 西城区旃壇寺1号 *機要局 - 西城区旃壇寺1号 *測絵局 - 海淀区北三环中路69号 附属機関として、国際形勢研究小組を有する。小組は、第一部長が組長を務め、第一部、第二部、第三部、軍事科学院外軍研究部の代表から成る。小組は、毎月、潜在危機の専題報告を行う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中国人民解放軍総参謀部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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