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中国古典文学大系[ちゅうごくこてんぶんがくたいけい] 中国古典文学大系(ちゅうごくこてんぶんがくたいけい)は、平凡社が刊行した叢書の一つで、中国の主要な思想・文学の古典典籍を集成したものである。 == 概要 == 1967年から1975年にかけ全60巻が刊行された。平凡社が過去(1960年前後)に、刊行していた『中国古典文学全集』を、大規模に拡大改訂した形で、書き下し文でなく現代語訳を基に、新しい構想で企画された。内容は五経である『書経』、『詩経』から20世紀初頭の孫文・毛沢東を含む政治論文まで多岐にわたっている。最近では1994年に復刊された。 初版刊行時には月報が付されていたが、収められた一部の文章を完結後に、単行本『中国古典文学への招待』で刊行した事もあり、重版時には添付されていない。 同じ紙型を用い普及版として、「奇書シリーズ」が『水滸伝』・『三国志演義』・『西遊記』・『金瓶梅』・『聊斎志異』を、史伝では「中国古典シリーズ」として『抱朴子・山海経ほか』、『春秋左氏伝』や、『史記』、『漢書・後漢書・三国志』が出された。 『墨子』・『顔氏家訓』・『大唐西域記』などが、平凡社東洋文庫で、『紅楼夢』・『聊斎志異』などは、平凡社ライブラリーで、各改訂・改訳を経て再刊された。『三国志演義』(徳間文庫)、『水滸伝』(講談社文庫、ちくま文庫)、『金瓶梅』(岩波文庫)は、各自他社で文庫化された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中国古典文学大系」の詳細全文を読む
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