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中国民航機ハイジャック事件 : ウィキペディア日本語版 | 中国民航機ハイジャック事件[ちゅうごくみんこうきはいじゃっくじけん]
中国民航機ハイジャック事件(ちゅうごくみんこうきハイジャックじけん)とは1989年(平成元年)12月16日に発生した中華人民共和国の民間航空機に対するハイジャック事件である。ハイジャック実行者の身柄引き渡しについて日中間の国際問題になった事件である他、外国でハイジャックされた旅客機が初めて日本の空港に着陸した事件である。 (注:当時マスコミで報道された便宜上、中国民航のタイトルを用いているが、事件発生時には中国民航は既に機構分割され、個別の航空会社になっていた) == 事件の概要 ==
=== ハイジャック発生 === 1989年12月16日、北京発上海・サンフランシスコ経由ニューヨーク行きの中国国際航空公司CA981便(ボーイング747、機体記号B-2448・乗員23名、乗客200名)は北京を10時00分(CST)に離陸した。上海に向かう途中、10時40分(CST)頃済南付近の上空でハイジャックされた。犯人の中国人男性(当時35歳)は妻子を連れて搭乗しており、爆発物を所持していると脅迫し(実際は丸腰であった)、韓国のソウル行きを要求した。 機長はソウルに向けて飛行したが、中国と国交を結んでいなかった韓国政府に強硬に着陸を拒まれ、スクランブル発進した戦闘機すら飛来したため、機長は韓国領空への進入をあきらめることになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中国民航機ハイジャック事件」の詳細全文を読む
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