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中国空軍の上海租界爆撃 : ウィキペディア日本語版 | 中国空軍の上海爆撃 (1937年)[ちゅうごくくうぐんのしゃんはいばくげき]
中国空軍の上海爆撃は、第二次上海事変中の1937年8月に中華民国空軍により上海に対して行われた空爆である。 中国側では“大世界墜弾惨案”、もしくは“黑色星期六”(暗黒の土曜日)と呼称される。 == 背景 == 上海攻略に当たる日本軍にとって、最新鋭の戦闘機を揃えた中国の空軍戦力は侮りがたいものであった。戦力を無力化すべく、当時木更津・鹿屋航空隊に配備されていた最新鋭の96式陸上攻撃機38機の投入を決定、両航空隊をして第1連合航空隊を結成した。8月8日に九州・鹿屋航空隊所属の陸攻が本拠地を離れ、台湾に進出。これに先んじて中国空軍も南昌に集中する9個大隊の戦闘配置命令を下し、5日に空軍戦力を各地に分散させた。しかし、台風によって両者は睨み合いのまま足取りを阻まれていた。 13日、第三艦隊指令長官長谷川清中将は第1連合航空隊および大連港の加賀、鳳翔、龍驤に出撃命令を下したが、三隻ともに台風のため身動きが取れない状況となっていた。一方、中国空軍司令周至柔は同日に「空軍作戦第一号令」を発動。これは上海に上陸した日本軍、および長江に展開する日本艦艇を爆装した空軍戦力をして壊滅させる計画であった。
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