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中国農場の戦い(ちゅうごくのうじょうのたたかい、、、)とは、第四次中東戦争、シナイ半島方面での戦闘において1973年10月15日から10月17日にかけてイスラエル軍とエジプト軍との間で行われた戦闘の名称である。 10月14日の戦車戦で勝利して以降、シナイ方面でも攻勢に転じたイスラエル軍は翌15日からスエズ運河の逆渡河作戦「」を開始し、エジプト第2・第3軍のちょうど間隔にあたるグレートビター湖北部に展開した。エジプト軍の部隊は内陸とスエズ運河沿岸を結ぶ道路上にある農業試験場、通称「中国農場」周辺に展開し、イスラエル軍を迎え撃った。激烈な戦闘の末にイスラエル軍は「中国農場」周辺からエジプト軍を後退させて渡河点を確保し、10月16日には空挺旅団がスエズ運河西岸に渡った。 なお、「中国農場」の名は、1960年代に日本の企業の援助のもと建設された農業試験場を1967年の第三次中東戦争時に占領したイスラエル兵が、看板(チラシとも)の平仮名を中国の文字と勘違いしたため、イスラエル軍の軍用地図に「中国農場」の名を記したことに由来する。 == 参考文献 == * * * * * (邦題:「砂漠の戦車戦 第四次中東戦争」) * * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中国農場の戦い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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