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中国駅伝[ちゅうごくえきでん] 中国駅伝(ちゅうごくえきでん)とは、かつて広島県で開催されていた長距離駅伝である。箱根駅伝次いで日本で2番目に古い駅伝で〔帖佐寛章・梶原學『マラソンへの憧憬 帖佐寛章伝』、ベースボール・マガジン社、2008年、220-222頁。〕、朝日駅伝、全日本実業団駅伝と並び、日本3大駅伝のひとつであった。1996年から始まった「ひろしま男子駅伝」の前身の大会とされている。なお現在も行われている中国山口駅伝(山口県宇部市~徳山市)とは主催が中国新聞である以外は直接関係はないが、これまで中国駅伝に参加していた団体のために参加規模が拡充された。 == 概要 == 中国駅伝は福山市から広島市を行く駅伝で、第1回は1931年2月11日に開催された。戦前は紀元節(現在の建国記念の日)に行われていた。2回目からは一般青年と学生の2部制をとっていた。1944年の第14回大会で戦争の激化により一時中断することになったが、この時はスタートは福山護国神社(後の備後護国神社、現在の福山市体育館に所在)でゴールは広島護国神社(以前の広島市民球場(解体)付近)であったが、学生は出征のため参加者はいなかった。 1945年以降は大会が中止され、戦後2年間は広島呉間往復駅伝として実施された。第15回中国駅伝は1948年1月15日に開催された。17回大会以降は1月の最終日曜日もしくは2月第1日曜日に実施された。1995年に開催された62回大会を最後に「全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」(通称:ひろしま男子駅伝)として発展的解消して、中国駅伝は行われなくなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中国駅伝」の詳細全文を読む
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