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中園 ミホ(なかぞの ミホ、1959年7月16日 - )は、日本の女性脚本家。東京都中野区出身。 本名は中園 美保(読み同じ)。日本大学芸術学部卒。2010年度から日本大学芸術学部客員教授を務める。 == 略歴 == 10歳で父を、19歳で母を病気で亡くす。 大学卒業後、広告代理店に入社。社の同僚がシナリオ講座に申し込んだものの行けなくなったため、その代わりとしてノートをとるため、シナリオ講座に参加した。1年3ヶ月で広告代理店を退職したのち、コピーライター、四柱推命の占い師などの職業を経験。偶然知り合った脚本家の田中陽造の清書係に就く。その後、同じく脚本家の桃井章と知り合い、桃井の妻を世話するなど懇意になり、これらをきっかけにシナリオライターとなる。 1988年、『ニュータウン仮分署』でデビューする。脚本家で生きていく決心をしたのは、1993年に34歳で未婚のまま長男を産んだ時だといい、家で子供を育てながら続けられるのは脚本家しかないと覚悟を決めたという〔自分の足で立つ女を(YOMIURI ONLINE) 〕。長男の出産後、1995年の月9ドラマ「For You」で復帰。同作品では主演の中山美穂が未婚の母親を演じたが、これには中園自身の未婚の母としての経験が反映されているという〔困難と思われる出来事も、勇気をもって挑戦して(日経WOMAN) 〕。 連続ドラマの代表作には、フジテレビの『Age,35 恋しくて』『やまとなでしこ』『スタアの恋』、日本テレビの『anego』『ハケンの品格』などがある。 2007年には初のエッセイ『恋愛大好きですが、何か?』を、2009年には、林真理子、大沢在昌、山本一力との共作で『売れる小説の書き方。』をそれぞれ出版した。 2007年にはドラマ『ハケンの品格』の脚本で放送文化基金賞を、2008年には日本女性放送者懇談会の「放送ウーマン賞2007」、橋田壽賀子賞作品賞をそれぞれ受賞した。 2013年、『はつ恋』、『Doctor-X 外科医・大門未知子』で、第31回向田邦子賞を受賞した。 最近では脚本業のかたわら、トークショーに出演し、自身の経験を語る機会が多くなっている。 当初は“中園美保”名義だったが、占い師だった経験から、のちに画数の良い“中園ミホ”に改名した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中園ミホ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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