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中野又左衛門[なかの またざえもん] 中野(中埜) 又左衛門(なかの またざえもん)は、尾張国半田(現在の愛知県半田市)の醸造家で、ミツカングループの創業家・経営者である中野又左衛門家の当主が受け継ぐ名。 文化元年(1804年)に同家を興した初代中野又左衛門によって酢の醸造がはじめられた。明治期の4代目より苗字の表記が中埜に、そして7代目で名の表記を又左エ門とした。 2014年現在の当主は8代目に当たり、2003年6月に襲名した際に中埜又左エ門和英となったが、2014年5月に再び元の名前である中埜和英に改名したため、今のところ中埜家で又左衛門(又左エ門)を名乗るものはいない。
== 初代 == 初代中野 又左衛門(宝暦6年(1756年) - 文政11年(1828年))は、小栗喜左衛門家の長男として誕生する。半田の酒造家・中野半左衛門家に養子として入り、文化元年(1804年)に分家して中野又左衛門家を興した。 江戸ですしの流行を見た又左衛門は、酢の需要を見込み、半田で酒造業のかたわら、酒粕を原料とした「粕酢」の製造をはじめた〔。これがミツカングループの創業とされている。文化13年(1816年)に2代目に酢の醸造業を譲り、自らは酒造に専念した〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中野又左衛門」の詳細全文を読む
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