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中央公論文芸賞(ちゅうおうこうろんぶんげいしょう)は、中央公論新社が創業120周年を記念して2006年に創設した文学賞である。受賞者には正賞として記念品、副賞100万円が授与される〔中央公論文芸賞に浅田次郎作「お腹召しませ」2006年08月28日 - asahi.com(朝日新聞社)2012年6月4日閲覧。〕。 2001年に創設された婦人公論文芸賞を発展させた形の賞で、第一線で活躍する中堅以上の作家のエンターテインメント作品を対象としている〔〔第1回中央公論文芸賞に浅田次郎さん「お腹召しませ」2006/08/29 - ZAKZAK(夕刊フジ)2012年6月4日閲覧。〕。また、選考各年度に各出版社から上梓された作品を対象としており、対象期間は前年7月~当年6月までとなっている。 第1回の選考会が東京都内で開かれ、2006年8月28日に浅田次郎の短編集『お腹召しませ』が第1回受賞作品に決定したと発表された。第1回以来、8月下旬に選考結果が発表され、約2ヵ月後の10月20日頃に東京都千代田区丸の内のパレスホテル東京で贈呈式が行われている〔第4回から第6回までの贈呈式はパレスホテル改築工事のため、丸の内の東京會舘で開かれた。〕。第1回から第5回までの選考委員は渡辺淳一、林真理子、鹿島茂の3名で、第6回から浅田次郎が加わり4名となった〔第6回「中央公論文芸賞」は井上荒野さんと乃南アサさんがW受賞 2011/08/26 - 中央公論新社 2012年6月4日閲覧。〕。受賞作の選評は『婦人公論』10月22日発行号に掲載される。 == 受賞作 == * 第1回(2006年) - 浅田次郎『お腹召しませ』(中央公論新社) * 第2回(2007年) - 角田光代『八日目の蝉』(中央公論新社) * 第3回(2008年) - ねじめ正一『荒地の恋』(文藝春秋) * 第4回(2009年) - 村山由佳『ダブル・ファンタジー』(文藝春秋) * 第5回(2010年) - 江國香織『真昼なのに昏い部屋』(講談社) * 第6回(2011年) - 井上荒野『そこへ行くな』(集英社)、乃南アサ『地のはてから(上・下)』(講談社) * 第7回(2012年) - 東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店) * 第8回(2013年) - 石田衣良『北斗 ある殺人者の回心』(集英社) * 第9回(2014年) - 木内昇『櫛挽道守』(集英社) * 第10回(2015年) - 篠田節子『インドクリスタル』(角川書店)、中島京子『長いお別れ』(文藝春秋) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中央公論文芸賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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