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中央高速バス[ちゅうおうこうそくばす]
中央高速バス(ちゅうおうこうそくバス)は、京王電鉄バスグループ(旧・京王帝都電鉄バス)とその共同運行会社が運行している、新宿高速バスターミナルに発着する中央自動車道経由の高速バス(路線バス)の総称および、京王電鉄バスの登録商標である〔登録商標番号第3130460号。〕。そのため、京王が幹事となるか営業協力している路線では「中央高速バス」の名称を使用できるが、それ以外の路線では商標権侵害となるため使用できない。 本項では以下、単に「京王」とした場合は、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)のバス部門および京王電鉄バスグループ全体を、単に「富士急」とした場合は、富士急行のバス部門および富士急バスグループ全体を指すものとする。また、伊那線と飯田線は、免許上は一体になっていることから、「伊那・飯田線」とまとめて呼称されることが多いため、本項でも、特に区別する必要がない場合は「伊那・飯田線」という1路線として扱う。 本項では、東京 - 長野線のうち、当初本路線群の1路線として開設され、1997年以降は関越道・上信越道を経由となった長野線(新宿 - 善光寺・国際21線)についても記述する。 == 概説 == この路線は、1956年に新宿 - 富士五湖を結ぶ急行バスを運行開始したのが始まりである。1959年には新宿 - 甲府・昇仙峡を結ぶ季節運行の急行バスを運行しており、これらを高速道路経由に乗せかえる際に「中央高速バス」の名称を使用するようになった。その後、高速道路網の展開と同時に路線ネットワークを拡大している。 伊那・飯田線においては巨額の赤字を抱えていたバス会社が単年度黒字を計上するなど、高速バスがバス会社にとっては重要な事業形態であることを立証した。これが、1980年代後半からの高速バス路線開設ブームの動機の一つになっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中央高速バス」の詳細全文を読む
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