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中尾山古墳[なかおやまこふん] 中尾山古墳(なかおやまこふん)は、奈良県高市郡明日香村大字平田に所在する終末期の八角墳である。
== 概要 == 本古墳の立地は、古代には檜隈(ひのくま)と呼ばれたところで、尾根の最高所に位置する。北に天武・持統天皇陵があり、南に文武天皇陵や高松塚古墳が見えるところにある。 本古墳の八角形の墳形、五段の墳丘を天皇の高御座(たかみくら)の形と似ているとの見方がある。また、何故八角形が採用されたのかについて2説ある。1つは仏教の影響で、8世紀代の供養堂として八角円堂を真似たものであるという説〔河上(2005) 71ページ〕。2つ目は中国の思想的背景〔『旧唐書』の「八角三成」(八角方墳・三重をなす)の中国皇帝の天を祀り、地を祀る儀場(円丘・方丘そして八角方壇)と共通するとの見方〕〔泉森(1991) 44-45ページ〕をもって造られた古墳として被葬者を特定できるのではないかと考えられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中尾山古墳」の詳細全文を読む
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