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中山 信弘(なかやま のぶひろ、1945年5月7日 - )は、日本の法学者、弁護士(西村あさひ法律事務所顧問)、酒井国際特許事務所最高顧問。東京大学名誉教授。明治大学 研究・知財戦略機構 特任教授。クリエイティブ・コモンズ・ジャパン代表。専門は知的財産法。 日本における知的財産法学の第一人者と評される。静岡県浜松市出身。 == 人物 == 学界を代表して政府の知的財産法関連の審議会に多数参加している他、知的財産制度改革を推進する知的財産戦略本部の本部員を務める。平素は温厚な人柄で信望も厚いと言われるが、知的財産戦略本部および推進事務局の早急な改革案には、「議論が足りていない」と頑として反対意見を述べ、反対意見を封じ込めようとする推進事務局の姿勢を「あまりにも独善的」と強く批判した。特に「重大な決意」をもって述べたとされる、第6回知的財産戦略本部 での意見表明は多方面に波紋を呼び、衆議院法務委員会 でも取り上げられた。 以上のような経緯から、知的財産法をあまり理解していない人々の中では「知的財産制度改革そのものに反対する保守派」と誤解されがちだが、改革を推進する立場から、この分野を熟知する専門家として改革案の問題点に警鐘を鳴らし、よりよい改革にしていこうとするのが、基本的なスタンスである。 編著書『注解特許法』は、上級者向けの基本書として知られている。その他著書、共著多数。 2006年3月、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン代表に就任。 2008年3月をもって東京大学を退官し、同年4月より西村あさひ法律事務所の顧問と酒井国際特許事務所の最高顧問(酒井国際特許事務所内に中山信弘知的財産法研究所開設)に就任。 2009年4月、明治大学研究・知財戦略機構特任教授に就任。 2012年11月、紫綬褒章受章。 助教授であった30代のころに慢性腎不全と診断され、以後人工透析を続けながら研究生活を送っている〔「(ひと)中山信弘さん 人工透析を続けながら最終講義の日を迎えた東大教授」朝日新聞1月23日朝刊〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中山信弘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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