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中心小体[ちゅうしんしょうたい]
中心小体(ちゅうしんしょうたい)は、動物の真核細胞のほとんどに存在する細胞小器官であり、中心小体が二つ連なって中心体を構成している。植物やほとんどの菌類の細胞には存在しない。中心子、中心粒ともいう。 == 構造 ==
一般的に中心小体は、2本の微小管の周りに3連微小管(トリプレット微小管)が9本組み合わさって、環状の構造をとる。ただし例外として、キイロショウジョウバエなどの中心小体は、トリプレット微小管に代わって2連微小管(ダブレット微小管)が9本、線虫の精細胞などの中心小体はトリプレット微小管に代わって1本微小管(シングレット微小管)9本で構成されている。 中心体は、二個一組の中心小体が垂直な位置でL字型に結合し二量体となったものを、中心体マトリックスが取り囲んでいる構造である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中心小体」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Centriole 」があります。
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