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中村梅雀 : ウィキペディア日本語版
中村梅雀[なかむら ばいじゃく]
中村 梅雀(なかむら ばいじゃく)は、歌舞伎役者。
※以下は、成駒屋の中村梅雀を取り上げる。他系統に、大阪中村梅玉系の中村梅雀が存在した。
;前進座・成駒屋系
* 初代 中村梅雀 - 二代目中村翫右衛門の俳名。
* 二代目 中村梅雀 - 本項にて詳述。
;中村梅玉・梅高屋系
* 初代 中村梅雀
 * 中村福助(後の三代目中村梅玉)の門弟。屋号は梅高屋。1907-89。
 * 中村福呂 → 中村梅之助 → 初代中村梅雀
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二代目中村梅雀(にだいめ なかむら ばいじゃく、1955年(昭和30年)12月12日 - )は、日本俳優ベーシスト作曲家。本名、三井進一。血液型はAB型。東京都立荻窪高等学校卒業後、桐朋学園短期大学演劇専攻卒業。
歌舞伎役者としての続柄は以下の通り。
* 曾祖父二代目中村翫右衛門。初代中村梅雀(柳盛座々頭)。
* 祖父三代目中村翫右衛門(歌舞伎役者、劇団前進座創設メンバー、前進座幹事長)
* 父:四代目中村梅之助(歌舞伎役者、劇団前進座 現・代表)
屋号は成駒屋1965年(昭和40年)初舞台。前進座で歌舞伎演劇の世界を学ぶ。初名「中村まなぶ」。1980年の前進座創立50周年記念公演を機に曾祖父の名乗った梅雀を襲名、「二代目梅雀」となる。同劇団の巡業公演『お登勢』の千秋楽2007年(平成19年)10月5日)をもって前進座を退団した。現在はフリーで活動している。
==人物・来歴==
代々続く歌舞伎役者の家系の出身だが、テレビドラマや映画に積極的に出演。
1995年の『八代将軍吉宗』で演じた徳川家重が話題となり、一気に知名度が上がり、以降もNHK大河ドラマには10作品に出演。将軍役・武士役・公家役など幅広い役柄を演じている。大河初出演は1969年の『天と地と』で、祖父・父と親子3代で出演している。
時代劇以外でも善悪問わず、飄々として柔軟な演技で親しまれている。多くの作品に出演しているが、中でも『信濃のコロンボ』(竹村岩男)、『温泉若おかみの殺人推理』(中川有作)、『釣りバカ日誌』(草森秘書室長)などが当たり役となり、シリーズ化されている。
第46回文化庁芸術祭賞受賞。
2006年9月21日に、25歳年下で当時25歳の前進座所属女優、瀬川寿子と再婚した〔この日を選んだのは奇しくも祖父・三代目中村翫右衛門、ドラマでも演じたことのある詩人の宮沢賢治。そして、ベーシスト、ジャコ・パストリアス、という敬愛する3人の命日であったため。〕。2015年7月27日、夫人の妊娠を発表。8月23日、女児が誕生。30代の時、前妻との間に儲けた長女に次ぐ第2子。
ピアニストだった母の影響で、幼い頃ジャズに傾倒、12歳でベースを始め、中学生時代にバンド活動を開始。松原正樹安田裕美らと結成したジャズ/フュージョンバンドで自らエレクトリックベースを弾き作曲も手がける〔そもそもは「左手で強く低音部を弾くピアニストの母のピアノを聞いて育ち、クラシックを聞いても低音に耳が自然といくようになった」ことから興味を持ち始め、「エレキベースが欲しい」と父にねだったが、「歌舞伎に関係ない」と一蹴された。ただ三味線は幼少時から習わされており、家にあった三味線を改造してエレキ三味線を自作して弾いていた。ある日、友人の前でビートルズのポールのベースラインを、三味線で弾いてみせたところ「凄いね。でも三味線だとカッコ悪いね」と言われた事がベースに傾倒したきっかけだという。以来、父に怒られながらも演奏活動を続けていた一方で、祖父は「あれだけ熱中できるものならやらせてやれ。五線譜を読める役者がいるか?」と理解を示してくれたという。 および 〕。また、ベースを中心としたギターコレクターとしても知られている。特にジャコ・パストリアスの熱狂的なファンとしても知られており、2009年1月にはジャコが使用していたブラックのフェンダー・ジャズベース(シリアルナンバー#028100)を入手している〔 楽器の解説と共に入手までの顛末が記されている。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中村梅雀」の詳細全文を読む



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