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中村橋派出所警官殺害事件 : ウィキペディア日本語版 | 中村橋派出所警官殺害事件[なかむらばしはしゅつじょけいかんさつがいじけん]
中村橋派出所警官殺害事件(なかむらばしはしゅつじょけいかんさつがいじけん)とは、1989年(平成元年)5月16日に発生した、元陸上自衛官の男が拳銃を奪取する目的で警察官2名を殺害した強盗殺人、公務執行妨害等の事件である。 == 概要 ==
=== 事件 === 1989年5月16日午前2時50分ごろ、東京都練馬区にある警視庁練馬警察署中村橋派出所(現在の中村橋交番 。西武池袋線中村橋駅南口近く)で、勤務中の巡査(当時30歳、殉職により警部補へ二階級特進)が派出所脇にあった放置オートバイを移動させていた際に近づいてきた若い男に職務質問していたところ格闘になり、サバイバルナイフで刺された。そこへ警ら勤務から戻ってきた巡査部長(当時35歳、殉職により警部へ二階級特進)が叫び声を聞いて駆けつけたが、胸や背中などを刺して何も取らずに逃走した。巡査部長は拳銃を3発発射したあと、派出所に戻り非常ベルを押したところで力尽きた。2名の警察官は病院に運ばれたが、出血多量で死亡した。 犯人の逃走経路には凶器となったサバイバルナイフや双眼鏡のキャップ、軍用の特殊な軍手や着衣などの遺留品が捨てられていた。また事件後、警察官殺しを祝す声明文が送られるなど、挑戦的な行動がみられた。 なお、この時に現場に残された双眼鏡のキャップは同年4月に発売されたばかりの製品でまだ販売数が少なかった。逮捕後、池袋の家電量販店で購入された事が判明した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中村橋派出所警官殺害事件」の詳細全文を読む
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