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シャングリラ市[しゃんぐりらし]
シャングリラ市(シャングリラし、チベット語:、、、)は中華人民共和国雲南省デチェン・チベット族自治州に位置する県級市。チベットではカム地方南部に当る。自治州の州政府の所在地であり、市政府は建塘鎮に位置している。 チベット語でギャルタンと称され、チベット文化圏の南東端にあたり、北は徳欽(ジョル)、南は麗江を連絡する滇蔵公路における要衝となっている。ソンツェリン寺や虎跳峡が有名。また獰猛な性格で知られるチベット犬の産地でもある。 ==歴史== 漢代は羌の居住地であり、吐蕃により神州都督が、その後南詔により剣川節度が設置されていた。1293年(至元30年)、元朝は中甸を政院轄地吐蕃等路宣慰司の管轄とし、その行政区は清末まで継承された。 中華民国が成立すると1913年に中甸県(ちゅうでんけん、チベット語:、、)が設置され、更に1957年に自治州管轄と改編、2001年12月17日にジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』の中で描かれているユートピア(理想郷)シャングリラ (Shangri-La) を採用しシャングリラ県に改名された。2014年12月16日市制施行〔民政部关于同意云南省撤销香格里拉县设立县级香格里拉市的批复 〕〔民政部批复香格里拉撤县设市 〕し、シャングリラ市(香格里拉市)となり現在に至る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャングリラ市」の詳細全文を読む
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