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中華人民共和国の空軍 : ウィキペディア日本語版
中国人民解放軍空軍[ちゅうごくじんみんかいほうぐんくうぐん]

中国人民解放軍空軍(ちゅうごくじんみんかいほうぐんくうぐん)は、中華人民共和国空軍組織であり、人民解放軍の空軍部門である。
「人民解放空軍」と表記されることがあるが、「人民解放軍 空軍」が正式な組織名称である〔 英語では「 People's Liberation Army Air Force」と表記され、「PLAAF」と略号される。〕。
== 概要 ==
1949年11月11日(現地時間)創立。
空軍の兵種は、主として航空兵、地上防空兵、レーダー兵、空挺兵、通信兵、電子対抗兵、技術偵察兵、化学兵器防護兵などから成る。総兵力33万人(空挺部隊3万5千人を含む)。
航空兵部隊は、作戦機約2,500機を有し、その構成は戦闘機は約1570機、攻撃機/爆撃機は約550機、輸送機は約300機となっている。また現代の航空戦に必須なAWACS機、電子戦機空中給油機も保有している。
これらの航空機を運用する部隊のほかに、地上から防空任務を担う部隊を持っている。地上防空兵は運用装備の違いにより高・中高度地対空ミサイルを運用する部隊、短射程地対空ミサイルを運用する部隊、高射機関砲を運用する部隊がある。高・中高度地対空ミサイルを運用する部隊は中央政府庁舎・放送局・通信施設・発電所・重要工場・貯油施設/ガスタンクなどの重要インフラを含む都市など大エリアの防空を任務とする。日本の航空自衛隊高射部隊と同じような役割を担っている。短距離地対空ミサイルを運用する部隊は主として基地防空を担い、空軍の所掌する航空施設やレーダーサイト、防空指揮所等を防空する。また低空侵入する航空機や、亜音速で低飛行する巡航ミサイルに対しては、高射機関砲の使用も有効な場合があり地上防空部隊の装備品となっている。
その他に外国の空軍と異なる中国空軍の特徴として、空挺部隊を指揮下に置いている事である。3個師団を有し、それらを束ねる第15空挺軍が空軍総司令部の直接の指揮下にある。空挺部隊の兵士は高度に訓練されており、特殊部隊としての能力を一部兵士は獲得している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中国人民解放軍空軍」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 People's Liberation Army Air Force 」があります。



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