翻訳と辞書 |
中華人民共和国中央軍事委員会 : ウィキペディア日本語版 | 中華人民共和国中央軍事委員会[ちゅうかじんみんきょうわこくちゅうおうぐんじいいんかい]
中華人民共和国中央軍事委員会(ちゅうかじんみんきょうわこくちゅうおうぐんじいいんかい)とは、中華人民共和国の最高軍事指導機関。1982年改正の中華人民共和国憲法(1982年憲法)によって設立。国家中央軍事委員会ともいい、中国では短く国家軍委などと略す。 == 概要 == 国家中央軍事委員会は、主席、若干名の副主席および委員で構成される。国家中央軍事委員会主席は全国人民代表大会(全人代)によって選出される。副主席および委員は、主席の指名に基づき、全人代が選出する。任期は5年。法律上、連続再選の制限はない。国家中央軍事委員会主席は、全人代および全人代常務委員会に対して責任を負う。 1982年憲法第93条第1項では、国家中央軍事委員会が「全国の武装力を領導する」と規定されている。これは鄧小平の軍事改革によるものであり、1975年憲法および1978年憲法で「中国共産党中央委員会主席が全国の武装力を統率する」と規定されていたものを改正し、解放軍を国家の軍事機構化する措置であった〔平松(2004年)、10-11ページ。〕。 一方で憲法前文に中国共産党が国家を領導することが謳われており、また中華人民共和国国防法では、「中華人民共和国の武装力は中国共産党の領導を受ける」「武装力の中の共産党組織は、共産党規約に従って活動する」とある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中華人民共和国中央軍事委員会」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|