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中華民国の国旗(ちゅうかみんこくのこっき)は、青天白日満地紅旗(せいてんはくじつまんちこうき、、、チンティエン パイズー マンティーホンチー)と呼ばれる。国旗の左上に描かれている青天白日の紋章は、中華民国の国章であり、中国国民党の党章にも使われる。 == 解説 == 中華民国の現在の国旗は、1928年に蒋介石が中華民国南京国民政府(今日の中華民国政府の前身)を成立させた際に初めて正式に採用された。1974年から2010年までのミャンマー(当初の国名はビルマ)国旗と似たデザインである。 青天白日満地紅旗は青・赤・白の3色で構成されているが、これは孫文の三民主義(民族の独立、民権の伸長、民生の安定)に由来しており、青は民権主義と同時に自由を、赤は民族主義と同時に革命に身を捧げた人々の血と友愛を、白は民生主義と同時に平等をそれぞれ象徴している。同時に、青天白日の紋章は、青は空を、12本の光芒からなる白日(白い太陽)は1年の12か月と十二支、十二宮、十二刻を表し、中華民国の絶え間ない進歩を象徴している。 中華民国は1928年から1989年まで国民党一党独裁下にあった。1989年に政党結社が自由化されると、中華民国の政治体制は徐々に民主化され、1996年中華民国総統選挙から台湾地区(中華民国政府の実効統治地域)の住民による中華民国総統(国家元首)の直接選出が始まり、2000年中華民国総統選挙で民主進歩党が政権を握り、2008年中華民国総統選挙で中国国民党が与党に復帰する政権交代が起こった。2016年中華民国総統選挙では民主進歩党が政権を奪回したが、この間も含め青天白日満地紅旗は一貫して中華民国の国旗であり続けている。 ファイル:Republic of China Army Flag.svg|陸軍旗 縦横比2:3 ファイル:Civil Ensign of the Republic of China.svg|1929年-1966年の商船旗 縦横比2:3 Flag of the Republic of China 1912-1928.svg|1912-1928年の国旗(五色旗) Chinese-army Wuhan flag (1911-1928) 19 dots.svg|1912年-1928年の陸軍旗 Republic of China Army Flag.svg|1925年-1949年の陸軍旗 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中華民国の国旗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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